2012年6月24日日曜日

あじさい祭り開催

6月24日(日)は天候にも恵まれ、無事「多古町あじさい祭り」が開催された。
本会場は、紫陽花1万株が咲き誇る栗山川沿いの、通称「おっぱいテント」がある会場。
いつも午後を微睡む、長閑な芝生の河川公園。
天候にも恵まれ人の出が多い
今回は、初めての趣向として、町中の一部を歩行者天国にして、様々な売店やフリマを開催しようという企画。
それは、少子高齢化による若者の減少、働く世代が都心へ出てしまうこと、郊外や近隣の大きなSCなどによる町中小売店の弱体化などのマイナススパイラルにより、町が老朽化してしまったことへの起死回生を狙ったもの。
商店会では「起志回生」という昇りを街中に立てて活性化にむけ努力しているのだ。



俺の前の「仲町通り」は、古くから商店街が建ち並び、通称「多古町銀座通り」とも言われたものだった。
しかしながら、後継ぎもいなくなり、どんどん店がつぶれ(俺のうちもそうだが・・・)、シャッター通りになってしまった。
この通りに人を呼ばなくては!ということで、今回の企画となったワケ。

朝も早くからテントを出したり、机を並べたりと設営に大忙し。
揚げたてコロッケ、焼きトウモロコシ、フランクフルト、かき氷、ポップコーンなど、地元の人たちが手作りで会場を作っていく。
俺は以前挑戦したフリマで、ほとんど売れなかった茶器を店の前のブルーシートに並べだす。
茶器は、お袋が趣味で茶道をやっていたことから、様々なお茶の器や皿を買い込んで、結局使わずに倉庫に眠られていたもの。

スタート前にほぼ完売。
10時のホコ天に間に合うように、せっせと茶器を出し始めた、その瞬間・・・・・
何故かオバちゃんたちの視線が集まり、人だかり・・・・

まだ段ボールから出している最中なのに、勝手に開けて「これいくら?」の質問攻め。

待って、ちょ~っと待ってって。
終いにはオバちゃんたちが取り合い奪い合いをはじめる始末。


仕方なくレコード。売れん・・・
値段もまだ決めてなかったけど、たしか、前回のフリマで勉強したとき、確か300~500円までの価格帯でないと売れなかった記憶を引っ張り出し、見たインスピレーションで決めていく。

「じゃ、それは500円ね」
「えー、もうひと声頑張ってよ」
「じゃあ、400円でどう?」

そんなやり取りに楽しさを見つけながら、結局、ものの15分で段ボール3個分もあった茶器はほとんど完売!
時間を見たら、まだ10時前。
10時からの開催なのに・・・・・
残りの商品は、数が揃っていなかったり、割れていたりといったハンパものばかり。
でももう7,000円もゲットしたし、もういいや。
ってんで、お向かいの食堂でも手伝ってやるか。

今回ちょっと面白い趣向として、幻のお米「多古米」の炊き立てご飯を中央エリアで無料配布、発泡丼に盛ってくれる。
で、ホコ天を歩きながら、様々な店舗で用意した具材を、選んで有料で乗せてもらうっていうもの。

人が絶えない・・・
お向かいの食堂は「鰻や」なので小さく分けた鰻を用意。
仕入が高くなっているのに、気前よく「ひと切れ百縁(100円)」の大奉仕。
人が集まってもらうことが最優先、という志で、原価300円を100円で販売。

これが大人気で、120人前が30分で完売。急きょ追加した30人前もすぐ売り切れ。
バットに分けて出した瞬間に人だかりとなり、11時前に売り終わっちゃった。

ご飯が入った丼持って待っている
今度は揚げたてコロッケを出したら、これも爆発的に売れ、500個!があっという間。
揚げたら売り切れ、揚げたら売り切れ・・・・
店の前では、ご飯が盛られた丼を持って待つ行列。
「すみません、今、揚げてますからねぇ。」
「鰻は終わっちゃったんですよ、ごめんなさ~い」
「お詫びにフランクはいかがですかぁ」


 
その脇で、食堂の娘2人が準備した皮小物の店にも行列が・・・

「このバッグいいでしょ。ちょっと使ってるけど、でもメーカーもんですよ。」
「奥さん、1個100円のバッグで迷わないで。5個買ったって、500円!」
「この靴のサイズいくつ?」
「ちょっと履いてみていいですよ。もしピッタリだったら、運命の人ですよ。12時までに帰らなきゃ・・」

 
弟夫婦もやってきて、茶器の横で自分で育てた(勝手に何百匹も育ってしまったらしい・・・・あーコワ)スズ虫を無料配布。店番を任せたのに、なんか俺を呼んでるし・・・
「アニィ~、これいくらぁ?」
「はいはい、これはちょっと欠けちゃったから5枚100円でどう?」
持ってきた100匹のスズ虫も全部さばけちゃった。

3店舗同時、多角的経営することになり、気がつきゃ14時。
途中、町を練り歩く小学生の鼓笛隊や多古踊りの皆さんの大行進もあり、ホコ天は大盛況、大成功のうちに終わりました。

店じまいしててわかったんだけど、ボクサー崩れの鬼ゾリ入ったヤンキー兄ちゃんに売った皮バッグが、すぐ隣でフリマの店を出して、高額で売っていた。

あ、そういうことか・・・フリマって。




贈る言葉

会社で人事異動の内辞があり、ウチの課の大切な弟がもっていかれた。
志が高く、自分の意見をはっきり言い、時に俺とも意見しながら、共に頑張ってくれた精鋭だった。
多分、会社の中を見回して、調整力はピカイチだと思う。

だからこそ、物産展や外国フェアなど見事にやってくれるし、成果を出していた。
特に北海道物産展などの調整は圧巻だ。

その他、難しい会議の調整も涼しい顔でこなし、イベントの管理も土日だろうが責任を持ってかって出る。
そう、責任感が強い。
欠かせない大事な仲間だった。

俺は、仕事を進めるのに大事なものとして、「自らを信じ、仲間を信じること」というのを念頭に考えている。

部下でなく、「仲間」なのだ。

これは、俺が会社で最も尊敬する方からDNAとして受け継いだもの。
今でこそ代表の座を退いているものの、特別なオーラは全く変わっていない。
そんな方が、俺なんかのペーペーを、今でも「仲間」といってくれる。

会社では、部下や上司は限られてしまうし、そのグループ単位となる。
でも、「仲間」なら上だろうが下だろうが、横だろうが斜めだろうが、どんどん広げられる。
もちろん社外だって。
仲間はいつでもつながり合い、途切れることがない。
意見を出し合い、時にぶつけ合い、互いに切磋琢磨し進むことができる。

そう、「仲間」なんだ。

その深い意味を知って益々大切な言葉となった。

テツへ。
働く場所は変わっても、俺たちは、いつまでも「仲間」だぜ。

2012年6月18日月曜日

あじさい祭り(6/24開催)

今週末(6/24日曜日)、多古町では「あじさい祭り」を開催します。
栗山川沿いに咲き連なる1万本の紫陽花や様々なイベント、天皇献上米「多古米」を使った食事など、盛り沢山です。
今年は町中の大通りをホコ天にしてフリマも開催します。
俺も出店します。

ぜひお誘いあわせてお立ち寄りください!

お問い合わせ先
多古町役場 産業経済課内
住所 千葉県香取郡多古町多古584
電話 0479(76)5404



6/17日曜日 フジテレビで取り上げられました。
http://www.pref.chiba.lg.jp/net-tv/index.html

職人ワザ

免税売店の景品でもらったジッポのオイルライターを、この間サーフボードの修理で使ったサンダーで砥いでみようと思い立ち、さっそくやってみる。

お、地金が出てきて銀色が金ぴかになった。
なんか使いこなした感があっていい感じ。

だれかぁ・・・
やって差し上げますよぉ~・・・・・



有料で。

ヘリコ4台目

人生7転び8起きなのだよ、ホリ。

プロペラ取れた・・・・

祇園の準備

北海道出張から車で帰って、夕方着いたところで、お向かいの食堂に声をかけられる。「今日これから祭りの準備なんだけど、来れる?」

ほとんど寝ずに北海道から帰って仕事して、さて、楽になろう・・・と思ったけど、大好きな祭りの準備とあらば参加せずにはいられまい。

疲労困憊の身体にムチ打って参加表明。

今日は山車に乗ってお囃子を奏でる「和楽会」の皆さんにご依頼参り。
今年もどうぞよろしくお願いします。

佐原まで30分近く車で走り、公民館に到着。
儀式的な顔合わせ、役員紹介を済ませ、献杯を行って、さっそく先方のお囃子をご披露いただく。

いやぁ、いつ聞いてもこの笛と太鼓のメロディーは心揺さぶるねぇ。
目を閉じると、もう目の前には山車が・・・
法被姿の若い衆が、綱を引き出し音頭取る。

祭りが近づいてきたんだなぁ、と実感。
この町の祇園際は、7月25日と26日の2日間。
成田や佐原などは、観光需要のため、いつしか日付ではなく曜日(週末)に合わせて開催するようになったが、多古町は昔通り。

八坂神社に奉納する日を変えてはならないと、今でもその日に開催するので、今年はド平日。
サラリーマンにはキツイ日程。
若いころは、親戚を何人も殺して休みをもらっていたが、もうネタ切れ。

声がつぶれてしまうので、大体バレててるんだけど、ね。

ご披露が終わったところで、懇親会へ。
みな、祭りの話でおお盛り上がり!

ところが、肝心の山車の話になったら・・・・・
あ、そういえば、この前、食堂の兄貴と俺で原型とどめないほど解体しちゃったんだ。

宮大工が修理することになっていたんだけど、まだ手つかずだそうだが・・・・大丈夫?

間に合わなかったら、エアー山車・・・・マジ??


動画(お披露目風景) 
http://www.youtube.com/watch?v=lYA7S7fprzs&feature=g-upl

北海道出張

金曜の午後から札幌へ出張。
今日の予定は、広告代理店会社と初音ミク展開の打ち合わせ、
北海道空港関連会社社長と自分の顧客の個人旅行の手配依頼、
北海道放送とタカトシ関連の打ち合わせ、と盛り沢山。

仕事はちょっと押し気味に無事終了。
ちょっとビックリしたのは、お世話になっている社長がお辞めになるという話。

北海道放送玄関前
本人も驚きの人事に、憤慨しながらも最後まで俺の仕事を積極的に手伝ってくれました。
すごい男気のある親分肌。
下からも慕わられ、仕事もビシビシ頑張る熱血社長。
でも、煙たがられることもあったようで、一部の役員が結託して役員会で決めたそうだ。

段ボールだらけの社長室で、にこやかにお出迎えいただき、最後まで俺の依頼事を聞いて、その場でズバッと予約してくれました。

厚く、厚く、御礼申し上げます。
飲んでるのは先方の頼れる部下たち。
18時半に札幌市内の宿につき、19時から北海道空港で大変お世話になった方と懇親会。

この人の交友関係がまたスゴイ!
とにかくバイタリティに溢れ、仕事の仕方に一点の曇りもなく、ボトルネックを的確に捉えながらビシビシと仕事する人。
ほんと、憧れちゃう。

初音ミクや北海道放送など、どんどん紹介してくれる。

ちなみに、この人が北海道空港のリニューアルの仕掛け人。
ドラえもんパークやロイズチョコ工場、万葉の湯、じゃがぽっくるシアター、シュタイフ、ラーメン道場、小樽飲み屋横丁、店舗再配置など、本当に多岐にわたる様々な仕事の総監督を務めた人。
なんと、構想から竣工まで、たった3年でやり遂げてしまった。

この人と意気投合し、何度も意見交換させてもらってる。
今日も、行き付けの「大輔=おおすけ」で海鮮を肴に、ビールを片手に明日の日本を語るのだ。
ここの大輔はジャイアンツの阿部慎之介の行き付けでもあり、ジャパンのユニホームや結婚式で飾られた野球ボールなどが展示されている。

次にちょっと静かな場所へ移動。
ここでマルセイ(バターサンドで有名な会社ね)の二代目を紹介され、ワインで大いに語り合う。
この二代目も面白い人で、すぐに意気投合し、じゃあ行き付けの店に移動しようってんでまた別の店へ。

そこでは楽天のマネージャーや北海道物産の専務などを紹介され、また盛り上がり!
気づいたら朝の3時。
千鳥足でホテルに帰って、5時半に起きて空港へ向かう。

ん?ホテル要らなかったんじゃない?

9時に羽田に帰って、セミナーの準備と司会進行を務める。
夕方終了し、車で家路に急ぐ。
なんだか人気芸能人のようなスケジュール感。

え、芸能人じゃなくて芸人だって?

ワイルドだぜぇ~

2012年6月10日日曜日

サーフボードリペア

先々週、海で素人君に突っ込まれ、自分の大切な板に穴が!
素人君には浜辺にあがってもらい、キチッとお話しし、笑顔で別れたけど、そのあと、板の裏側を見たら結構大きくクラッシュしているじゃないですか。

家に帰ってさっそく自分でリペア開始。

昔は結構自分でなんでも直してたけど、最近やってないなぁ。

店のビリヤード台に養生シートをかけてサーフボードリペア工場に。

クラッシュ箇所を養生テープで囲い、エチレン樹脂を塗りこんで一回り大きめに固め、家をリフォームした時に買ってきたサンダーで、面を平らにしていく。

最初は200番くらいの紙ヤスリで大まかに平らにし、800番で大体レベルに合わせていく。
そのあとは、手でヤスリをかけて、微妙な凹凸を修正し、最後に1500~2000番で磨いていく。
仕上げは布でバフィングしてポリッシュ仕上げ。

いやー楽しい~。

昔、自分で波乗りしながら、板を削ってオリジナルボードを作ってみたいっていう夢があったんだけど、蘇ってきちゃった。

会社リタイヤして始めるかな。

農園なのだ

お向かいの食堂一家に誘われ、いや、正確には「昼飯買ってきて」というアッシー扱いで呼ばれ、個人農園へ。
どうせたいしたことねーだろーと思いきや、結構気合が入っている。

栗の木、柿の木、桜の木、トウモロコシ、レモン、柚子、メロン、ミカン、ジャガイモ、グミ、ラズベリー、苦手なパクチー、枝豆、トマト、獅子唐、バラなどなど・・・

最初は親父さんが開墾して栗の木を植えてたらしいんだけど、そのうち家族で参加し、様々な種類の植物が所狭しと植えられている。

お昼のサンドイッチで一休み。
おやつなんぞも買い込んで、プチキャンプ気分。

おや?ジャガイモの茎が真っ黒?
あら、よく見たらカメムシがびっしり!!
これはアカン。
すぐにIphone で検索したら、農薬を撒かないと他の野菜たちもカメムシに食べられてしまうとのこと。

その隣の草を見てたらアゲハチョウの幼虫発見。
なんだかかわいい。

梅雨の合間の日差しを受けて、のーんびりした午後でした。

2012年6月4日月曜日

母親入院。

月曜日、会社を休んで母親を病院へ連れて行く。頸椎圧迫骨折で入院するため。

入院に必要なものをバッグへ詰める

外科先生が以前勧めてくれた言葉通り、母親のためというより介護してる俺に気を遣って。
念のため、再度レントゲンを撮る。

頸椎がつぶれていて、そこに神経が挟まり、苦痛を訴えていたが、定期的に打ってる注射と飲み薬のおかげか、最近は痛みが治まった。

念のため、レントゲン写真を前に先生が2~3質問する。
こういうとき、何故かお袋は見栄を張る。

「私は店をやっているので身体が丈夫。なんともない」
痛くて寝てるくせに・・・・

「私はね、人の世話になんかならない」
毎日介護ヘルパーに尻ふいてもらってるくせに・・・

いつもは、うつむいて足元を見ながらヨタヨタ歩くくせに、今日はアゴをあげ、手を振ってスタスタ歩く。

ま、どうせ入院なんだけどね。

虚勢を張る母を車いすに乗せ、4床病室へ。
途中、認知を担当する先生からのアドバイスで、個室に切り替え。
一人で出歩いてしまわないよう、ナースステーションの横の個室を用意。

母親の認知を理解し、院内で先生同士が連携しあっているのは非常にうれしい。
担当のナースも、「17年間もお一人で介護を?それは中々できないと思うわ。息子さんが少しでも楽になるといいわね。」と、俺に声をかけてくれる。

昼のカレーを食べたらスヤスヤ

個室で入院手続きを済ませ、一通りの説明を受けて、昼食。
2割程度食べたら、すぐに横になって寝てしまった。
多分、気を張って疲れたんだろう。



そうだ、今の隙に入院用にもうちょっとバスタオルや寝間着、下着類を買い足しするか。
一旦家に帰り、向かいの食堂で、虚勢を張って歩く姿を面白おかしく皆に話し、コーヒー飲んで一休み。

家に戻って、誰もいなくなった母の部屋を眺める。

片付けた布団。
整理整頓した棚。
キレイに拭いた床や障子。
こないだ買ったイミテのカーネーションの一輪挿し。

どれもみんな昨日のうちに自分が済ませておいたもの。
亡くなったわけでもないのに、なんだか虚空な空気感が自分の張りつめていた感情を揺さぶる。

なんだか、ポロリと涙が伝う。

ベッドの上で猫が主人を待つように丸くなって寝ている。

どんなことがあっても、母を看るんじゃなかったっけ?
寝付くまで毎晩肩をなでてあげるんじゃなかったっけ?

自問自答・・・・

いやいや、とりあえず入院するよう促したのは医者だし。
まずは現実を見よう。
買い足しを優先しなきゃ。

食堂の看板娘を借りて近所で下着や寝間着を買ってもらっている最中、病院から携帯に電話。
「至急来てください!」

やや!状態が悪化したか?

とりあえず会社に電話し、明日も休めるようお願いしておこう。
急いで病棟へ。

315号室・・・315号室・・・・
階段で3階へ駆け上がる。

エレベーターホールに到着し、中央ナースステーションへ。

ん?

ナースたちと一緒にステーション内で煎餅喰ってるのは母親じゃないか?
なんだ?どういうこと?

担当の、さっきのナースが母親を連れて出てくる。
「まずは、個室でお話しします」

内容は、母が個室から度々出てきてしまい、色々なところに出歩いてしまって、これ以上管理できないため一時的にナースステーションで預かっていたとのこと。

また、排泄処理なども言うことを聞いてくれず、手を焼いていて困っているのだ、と。
言いづらそうに、毎晩付き添ってほしい、と。

要は帰ってほしい、ってわけ?

自分の頭から角が出始める・・・・
「おう、ねーちゃん。おまえ数時間前に、俺に気を遣って「介護が楽になったらいいです」って言わなかったか?どの口が言ったのか、言ってみろ、ア?」
「担当のニーちゃん、オメエだよ。お前が入院勧めたのに、なんで退院させるわけ?振り回した理由を言ってみろや」

湯気も出る・・・・
「いったい何が問題なんだ?ウチの母親か?それとも医者は大丈夫と思ってたのに、ナースが連携できなかったっていうオチか?」
「いざとなったらだれに責任があるのか?とかそういった話し合いで、患者に対する判断じゃなく、自分の責任の判断か?」

あまりにも腹が立ち、タンカ切って退院することに。

「請求がありますので・・・」と白々しくナースが言い出す。

ひと睨み・・・・

「今日はいいです。どうぞお帰りください。あ、コレ、保険証と診察カード、お返しします」

皆の前でおもむろに介護センターへ携帯し、大声でケアマネージャーに連絡する。
「ここの病院は、介護者には「預かる」と良いことばっかりいって、結局、いざとなったら逃げ口上。介護者も入院患者もいい迷惑。これが病院だよ。で、昨日キャンセルした介護のことなんだけど、明日から、頼める?え?ダメ?」

再度、医者とナースを睨みつける。
電話口では、ケアマネはダメなんて言ってないけど・・・・

うなだれる医者と看護婦。

「どーする?オタクら?」

言葉で突き刺し、ひととおり買い足した荷物持って、状況も良くわからずポツポツ歩く母を連れ、自宅へ戻る。
母親を部屋へ戻し、荷物を廊下へ投げ捨て、再度担当医へ電話。

納得いかない。

結局、看護婦たちから、ずっと看ていられないという抵抗意見があり、医者の考えと衝突したんだと。
でも、医者だろうが、看護婦だろうが、こっちから見りゃ病院は病院。
内部事情ってもん。

向かいの食堂へ駆け込んで事情話すと、実は食堂のおばあちゃんも同じだったとか。
おだやかになだめられ、カツライス食べたら落ち着いた。

俺の心の医者は、ここにいる。

羽田クルーズツアーへようこそ。

出航間準備。忙しく頑張るガッパーナ
6月2日(土曜日)は、大型双胴船「リザーブ1」をチャーターして、羽田船着場から主催クルーズツアー3本実施。

1本目は「子供船長体験ツアー」
お子様と大人同伴者に乗船いただき、お子様に船長帽、肩章をつけてもらって、実際に船長室で操舵してもらうという企画。
実はこの船、船を着桟させる際、船の横を見ながら操舵できるよう、船側面にも操舵できるところがあり、実際はそこで本物の船長が操舵しているというもの。
羽田から東京湾まで出航し、一旦船を停め、順番に子供たちを操舵室に呼んで、舵を渡す。
ところが、この日、前日まで雨続きだったもんで、近くの漁師やクルーザーが結構行き交っているため、その軌跡で波がおこり、停泊していた船は結構細かく揺れてしまった。

おかげで、数名がぐったり。

元気な子供も多かったけど、せっかく操舵しに来たのに、横になって休んでしまったお子様には申し訳なかったです。

でも、飛行機の発着を間近に見れるということもあって、多くの方に楽しんでいただけました。

2本目は、エクセル東急とのコラボツアー。
クルーズと機体整備場見学のセット。
このツアーは飛行機マニア向けで、発売して4日で売り切れ。

船長さんも慣れてきて、飛行機の飛ぶ方向に合わせて舵を切っていく。
飛行機と一緒に並んで航行したり、着陸に合わせて飛行機の真下を走ったり。

これも大成功。

京浜運河の工場夜景
3本目はバス会社の研修向けツアーとして。
JAZZと夕食と京浜運河の工場夜景に、羽田夜景を添えて。

都内を走る大手バス会社ということで、かなり辛口な答えがくるだろうと構えていたけど、まったく逆。

「東京スカイツリーなんかよりはるかに面白い」
「東京近郊の皆さんにも十分喜んでもらえる企画だよ」と大絶賛。
今後、羽田桟橋クルーズと都内バス遊覧をセットにした商品を作ることで、先方役員とがっちり握手。

非常に収穫のあった一日でした。

やったな、ガッパーナ!
おまえの手柄だぜ!

午前6時の惨事

いただきました、青キップ。
車で出勤途中、酒々井SAからの上り車線。
ぼーっと追い越しレーンを走ってたら、バックミラーに銀色のクラウン。
真っ暗な車内にうっすら白いヘルメットのお二人さん。

あ!やべ!
っと思った瞬間、赤ライトが立ち上がり・・・捕獲。

路肩に誘導され、言われるがままパトカーに乗せられ、ダッシュボード中央に追跡確認のメーター表示は、127キロ。

27キロオーバーで、18,000円。
しょんぼり。

おとなしく、左手人差し指に黒い朱肉をつけられ、署名。

3点減点です。
ん?

3点?

まずい!
だって、2年前免停になって、一度追い越し違反で捕まってるぞ。

てことはさ、もう限界の4点超えたぜ!
また、免停?

その瞬間、警官に食らいつき、点数だけはなんとかならないか頼み込む。
だめなのは、わかってる。

でも、2点にしてくれ!
頼む!

パトカーで後ろからヘルメット引っ張り暴れること10分。

厳しく怒られ、強制的に車から追い出された。
「あんたね、こんなことしてもダメ。」
「今日一日、青キップ顔にでも貼って反省しな」と捨て台詞で行っちゃった。

くそー。

で、その日は一日胸にキップ貼ったまま仕事。
そのまま役員室まで入ってしまった。

周りからひと言。
「反省してないでしょ?」

わかる?