2011年5月31日火曜日

半日コースお願いします。

今日、母親を介護ホームに預かってもらった。
お試しということで半日ステイコース。

初めてという心配もあり、俺も会社を半休して介護スタッフが引き受けるところを立ち会った。
以前は、自分は何でもできるし他人の世話になることなどないと、認知と自尊心のズレから介護を嫌がり、かなり抵抗してた。
外へ出そうとすると、「家には猫がいるから出かけられない」などといつも否定的に断っていた。

今日はあまりにも呆気なく出かけるので、悪戯心で猫の心配を持ちかけたら、「猫は大丈夫」だって。

ちょっと驚き。
毎日嫌がってた風呂にも入り、こざっぱりして帰ってきたそうだ。

良かった、と思う反面、認知が深く進んでいるということか。

でも・・・良かった。

2011年5月29日日曜日

丼定食

今日の夕飯は、豚とピーマンとタケノコでさっと塩で炒めて、塩豚丼。

いつもながら簡単なドンブリレパートリー。
自分も丼が好きなこともあるけど、ご飯とおかずを分けて出すと、お袋も食べるのに箸が迷ってしまい、結局食事が進まなくなる。

という言い訳で、今日も丼定食。

黒い手形

うちのアメリカ人の仕業によって、家の床はいつも真っ黒。
特に雨の日はビショビショになった布スリッパで、外も家も自由自在。

こんな日は床掃除で大忙し。

ちょこっと拭いただけで、このとおり・・・・
















掃除している床を、また歩き回る。
そのたびにスリッパと靴下を脱がし、足を拭く。

雨の日は、黒い足跡と、床を拭いた手形でいっぱい。

お稲荷さん

会社の後輩が作ってきてくれたお稲荷さん。
いつも気を使ってくれる、優しくて頑張り屋の大事な後輩。

母とおいしくいただきます。

んー、おいしそう。




2011年5月23日月曜日

震災インタビューでTV出演か!?

先日某TV局より、「311大震災の時、首都で起こった真実」というインタビューを受け、日曜の22時に出ますからと言われ、当日は身内や知人にその旨の話をし、日曜洋画劇場もあきらめ、9時過ぎから8チャンネルにかじりついていたのに、出たのは先輩の名前と手だけ。
空港の備蓄についてだけ・・・

自分の出番は全面カット。
自分が話したことはナレーションで使用されただけ。

くそー。
深イイ話もしたのに。
Yシャツも新調したのに。

23時すぎに知人から一斉にメールが・・・
(笑)とか、ぷぷっ とか・・・


赤っ恥。

2011年5月21日土曜日

いち早い海洋調査を!

なかなか海に行く足が進まない。

早く波乗りがしたい。
頭のお皿が乾いてヒビが入ってしまう。

今日、銚子漁港の方のコメントを見た。
「早く海洋汚染調査を行なってほしい。結果がダメなら次の手を打たなくてはならない。海が生活のすべてなんだから」

その通り。
安全なら安全宣言を。
ダメなら警戒警報を。

何も調べず、何もわからずにいるのが嫌なんだ。

きっと海洋調査は既に行われているに違いない。
きっとすごい数値なので、希釈が進むまで公表しない。

きっと今は波乗りできない。

汚れた床の真実

最近、家の掃除で大変なのが床掃除。
毎週末、額に汗かきながら板間や畳を雑巾がけ。

いつも真っ黒!

なんでなんだろ。

今日、店の入り口に立つ母親を見て納得。
部屋で履く、布製のスリッパを外でも履いている。



おまえアメリカ人か!

取材対応

今日は某テレビ報道の取材を受けた。
「震災の時、羽田空港はどうだったのか」ってな内容らしい。

第2ターミナルでカメラを前にしての一問一答。
取材では、「この震災で何を学びましたか?」との答えにちょっとつまづいた。
実を言えば、マニュアル通りに動かなかった張本人だから。

その時、一番最初に自分が考えたことは、まず飲食の確保と、トイレの清掃強化。
空港内の売店をすぐに閉め、店内の飲食物を無料配布する。
レストランを集約し、食糧を集め、長期戦に備えおにぎりを作る。
最後は売店内の段ボールや備蓄庫の毛布。
そんなことを考え、責任者の皆様にお願いして回り、担当部長も快諾して応えていた。

ところが、上層部の指示により、まず、備蓄庫の毛布と非常食の配布。
声をかけた各所に再び頭をさげ、マニュアル通りに遂行。

しかしながら、備蓄庫が空港ロビーから遠く、配布に多くの時間を要してしまった。
対応は早かったが、全てを配布し終えたのは深夜にまで及んだ。
皆様には不安や不満を与えてしまった。


その時、声を大にして、自分を信じて進めばよかったと後悔している。

誰もが想像もしなかった大災害。
首都東京の交通網が遮断。

マニュアル通り・・・なんて通用しなかった。

大体、マニュアルって、相手は機械じゃない。
生きている人間であって、心情や、配慮、会話の受け答えにマニュアルが必要なのか?

いつからか、日本人はそうなってしまったんだろう・・・
侘び寂びを掴み取る日本人の心の奥にある感情を読み取るは能力は、マニュアルなどで収まらない。

普段の経験が作り上げていくのだと思う。
それが非常時に相手を重んじる考えとなって広がっていく。

ファストフード販売では「死語」を徹底的にカットし、回転効率を高めるために販売用語さえマニュアル化した。それがいつの間にか様々な業種で横行し、よりどころになっている。

例えば、お付き合いする相手は、マニュアル通りに動くのか?
心に訴えるものは、それでは伝わらない。

そんなことを頭の中で葛藤させながら、淡々と取材を受けていた。
多分目が泳いでいると思う。
もしくは編集でほとんどカットされ、若しくは出ないかも・・・・

この震災で学んだこと。
目の前にある現実を冷静に受け止め、マニュアルによらず、今利用できる材料でどう対応するのか。
サバイバルでの臨機応変な対応が一番迅速で正解なのだ。

本当はそう言いたかった。


日曜日夜10時の報道番組●●サンデーをお楽しみに。

2011年5月17日火曜日

食事バトル

母親の食事は、いつも気まぐれな子供のよう。

一緒に食べていないと、一口しか食べずにみんな残してしまう。
一緒に食べていないと、猫を心配したり、俺を探して見たり、他のものが気になってしまう。

一緒にいないと、食事を食べない。
そうすると、お腹が空いて、つまみ食いをする。

冷凍ピラフをほうばる。
猫の餌を食う。

パンを一斤食べつくす。

だから、一緒に食べる。
でも、20~30分かかるので、こっちもいらつく。

特に朝はいつもの電車に間に合わなくなることもあるので、早めに準備する。
それでも食べないときは、15分後に「さーご飯できたよー」と明るい声でまた食事を出す。

けっこう騙されてる。
くくっ(笑)

介護の食事は、忍耐と知恵がいる。

2011年5月15日日曜日

イメトレ中

福島原発の続報が続いている。
1号機は、結局メルトダウン。

放射能は今更ながら最大値2000ミリシーベルトだって。
つまり2シーベルト。
東海村で被爆して亡くなった方は20シーベルトを数秒浴びてしまった。
では、今の2シーベルトを我々は何年浴びるのだろう。

恐らく2・3号機だってそうだと思う。
でなければ、あれほど大量の水を注水したのに、それらが溜まっていなかったから。
その水は高濃度汚染水となって、地下に浸み込み、その多くは海へ流れ出ていく。
海で希釈される、という人が多くいる。

でもそれは海を知らない人たちの見解。

海を良く知っている人ならば、そうではないとすぐにわかる。

放射能を帯びた水蒸気は、原発を中心に正円ではなく、風下に向かってなびいた。
海もそれと同様に海流によってつねになびいている。
また、海は岸に向かってうねりが届き、海面の砂を撹拌して岸辺に届く。
岸辺に届いた水は、水面を這うようにして沖へ向かい、また、うねりによって岸へ戻る。

海で大量の色水を流し込んだ場合、中心から正円を描くように希釈などされない。

まして、放射能は砂や土への親和性が高い。
高濃度汚染水は岸辺を漂い、親潮や黒潮になびいて南下していく。

あくまで予測の範囲。

きちんと測定していないからわからない。
それまで、海は危険だと考える。
きっと、本当は測っているのかもしれないけどね。
漁業に大きな損害が出るから、また、情報操作中なのかも・・・

だから波乗りにいく足が止まってしまう。

仕方ないから近所の空き地でスケートボード。
休みの日はこれが車代わり。

これで自販機にコーヒー買いにでかけたり、街中すべったり。

あ、いけね。公道走っちゃいけないんだっけ。

今は海を我慢して波乗りのイメージトレーニング。
んー、いつになったら波乗り始められるかなぁ・・・


2011年5月11日水曜日

お昼のレシピ

今日はウィンナーを使ったカルボナーラのご紹介です。

まずは、ウィンナーを柵切りにして、ベーコンみたいな形に。
これを炒めていきますが、ベーコンのような塩味が少ないので、塩を少々加えます。
また、脂分を出すためにバターを少々。

一旦火を止めて、そこへ茹で上がったパスタを投入します。
そして卵の黄身だけを加え、パルメザンチーズをたっぷりふりかけ、よく混ぜます。

最後に黒胡椒をさっとひとふりしたら、なんちゃってカルボナーラの出来上がりです。


ささ、おふくろ、おいしく食べてね。




・・・・あのやろ、見事にウィンナーだけ食べてどっかいきやがったな!








この後、すぐに腹が減ったらしく、近辺あさって見つけたパンをかじりながら逃げていきました。

飽きずに最後まで食べてくれないものか・・・・・

炎の料理人の苦悩は続く。

2011年5月3日火曜日

買っちゃった!

古くから高中正義の音楽に憧れ、中学のころからずっと聞き続けてきた。
聞くたび、別世界へ連れて行ってくれる。

南国のゆったりしたリズムと、眩しい日差しが零れ落ちるパームツリー
海のささやき

なぜかココナッツの香りがする日焼け止めローション
大きな粒の白い砂

額の汗
焼けた肌

押しつけてくるような熱気

んー!一気に夏の世界。

そんな音楽を聞こうと、Youtubeで探したら、ナイスな曲を見つけた。
「虹伝説」に入ってる「The Moon Rose」という非常に綺麗なフレーズが続く(弾くとすげー難しいぞ)エレキの曲を、ボサノヴァっぽくアコギでアレンジしてる。

やっぱ、高中だわ・・・

聞き惚れて、無性にアコギがほしくなり、リサイクルショップへ行って中古のギターを8,000円で購入しちゃった!
さすがに結構傷んでいるので、楽しみながら修理しよ。

ネックの順反り直し
サドル買い替え
フレット、ペグ・・・

弦は、ナイロン弦で甘い音にしよう。
ダダリオかオーガスティンかなぁ。


いやー、楽すぃー!

動き出そう。

今日、TVを見ていたら、ユニクロやガストなど、売り上げの一部を義援金に充てている活動を取り上げていた。
すかいらーくでは、震災後、東北各所でずっと炊き出しを続けているそうだ。
みんな少しずつ、前へ、前へ、動き出している。

いっそのこと、消費税に義援金税を乗せるとかすればいいのに、と思うのは素人だろうか。
財源が厳しいのは日本人の皆が理解している。
意味のない増税と、意味のない利用が嫌なだけ。

ピンチがチャンス、って誰かが言ってた。
今こそ日本人全員で、復興に向けて動いていく時。


動かないのは、政治か・・・

2011年5月1日日曜日

復興への一歩へ

震災に思うこと。

予期せぬ未曾有の大震災。
誰もが経験しない惨劇。

皆で「がんばろう」と声をあげて復興へ歩き出した。

少しずつ、でも、確実に復興へ向けて進んでいる。
偏屈かもしれないけど、単に「がんばろう」という応援は、止めようと思っている。
被災者の方からすれば、疲弊している言葉だと思うから。

実際に目の前で起こっている事実を、自分たちは受け止められるだろうか。
家族を亡くし、棲家をなくし、一瞬で廃墟となった故郷を・・・
移り住むこともできず、泥の臭いが充満するガレキ野原で立ち尽くす現実を、受け止められるだろうか。

目の前で、流されていく家族を助けられなかったと伏している方をTVで見た。
そんな方にどんな言葉を、手を、差し伸べたらいいのだろう・・・


自分たちが復興に向けてやらなければいけないこと。
ボランティア活動、義援金送金、といった直接的なことだけでなく、経済自体を復興させないと日本全体が被災する。

日本を建て直す、大きな力が必要になっている。
でも、その大きな力は、自分たちの小さな力の集合体である。

このGW期間中に、自分に何ができるか、どうしたらいいのか、真剣に考えていかなければ。

自分たちの未来を。

いってらっしゃい。

今年のGWが幕を開けました。
今回は日並びが良く、5/2と5/6を休めば10連休となるものの、震災の影響からか羽田空港の利用者はいまひとつ。

それでも、一時的には結構な数のお客様で溢れているようで。

ワクワクしながら出かける家族、被災地へ向かう方、連休にもかかわらず仕事で出かけるビジネスマン・・・・

色々な思いを胸に空に飛ぶ。


どうぞ皆が安全で気持ち良く旅立てますように。