2012年12月25日火曜日

人生の糧

FBを見ていたら、素晴らしい波乗りの画像があった。
どんなに歳をとっても、いつかは乗ってみたい・・・そんな憧れの海がある。あこがれの波がある。

老齢は、身体が歳をとっていくことだけど、老化は自分の考えが歳をとることだ、と、誰かが言っていた。
いつでも、若く考えていくことが、アンチエイジングなんだと思う。

だから、いつまでも憧れ、いつかは攻めてみたい、と考えて明日への糧としよう。

自分にとって、波乗りは、人生の大切な資産。

さて、身体も鍛えなきゃ・・・



クリスマスイブ

もう半年くらいになるが、母親が家の中で迷子になってしまったり、何かをいじりまわして怪我したりと心配が絶えないことや、既にトイレにいかずオムツに頼っていることから、仏壇のある居間に鍵をかけた。

一日中、そこにいるのは普通の人間なら苦痛だと思う。
そう思いながらも、鍵をかけた。

安全のため・・・・
以前、腰を強打したらしく、背骨を圧迫骨折した。

肉体的には安全・・・・
しかし、精神的には狂ってしまうかもしれない。

さまざま葛藤しながら、鍵をかけた。

今では、毎日、着物や掛け布団をタンスから出して、何かを包んでいる。

仏具なども包んでしまう。
自分の夫の位牌までも・・・・

認知なのか、精神異常なのか・・・

特に今日は、忙しく動き回って、せっせと何かを包もうとしている。

まるで、サンタが子供に贈るプレゼントを準備するように・・・

頭の中の、どこか記憶の切れ端に、商売を営んでいた頃の思い出がそうさせるのか・・・・
そうやって、季節が過ぎていく・・・・
メリークリスマス。





2012年12月16日日曜日

栄光のパレード

年末を迎えるころになると、皆、忙しく移動されることから、羽田空港での滞留が短くなり、飲食店は一層厳しい環境となる。

ひいては羽田空港自体の売上が落ちる。


ならば、都内での忘年会を羽田でやってもらうことはできないか?
そんな思いから考え出した企画。

オリンピックパレードや、ジャンアンツパレードですっかりお馴染みの赤いSKYバスを運営する日の丸自動車興業さんにお声掛けし、都内から羽田まで、優勝パレードを再現し、企業様の1年間の頑張りを讃える、「栄光のパレード」と銘打って、バスと羽田の忘年会を組み合わせたところ、ご利用いただける会社があった。

空港では、屋上階の空港の夜景を楽しみながら、大人の雰囲気をたっぷり味わってもらう。
滑走路と屋上階が溶け出す瞬間を楽しみながら、飛行機の離陸を見ながら、祝杯を交わしてもらう。

参加された企業様の取締役からも評判は上々。
「また来年、栄光のパレードを行いたいね」という目標まで。

せわしなく今年が終わろうとしている。


自分も頑張って、栄光を掴み取らなくては・・・・


お葬式

お向かいの食堂のおばあちゃんが亡くなった。
94才、大往生・・・・といいたいところだけど、ウチのおふくろと同様に認知症が進み、家族は大変な思いをされた。

にぎやかな席が好きで、酒をたしなみ、踊りも上手だった。
おしゃべりで、人の世話が好きで、手先が器用で・・・・
写真に残る若かりし日々の思い出は、どれも沢山の人たちに囲まれ、やさしい笑顔が溢れていた。

しかし、認知が始まると、生活が一変したという。
その凄惨ともいえる事態を、家族の愛で包んでいた。
そのおばあちゃんの長男にあたる今の店主の想いは特に大きかった。

「自分が面倒を見るのはさ、だって死なれてからじゃ悔いがのこるだろ」
「無理はしなくていい。自分ができることで充分」

そういって笑いながら苦労など微塵も見せずに戦っていた。
そればかりか、俺のお袋の認知までも積極的に面倒を見てくれている。

懐が深い・・・

認知症に関しては、ウチの先をいってるんで、よく対処方法を教えてくれた。
それだけ大変な思いや苦労が、経験として積み重なっているんだろう。


おばあちゃんの逝ったお顔はとても安らかだった。
きっと、最期はご自身も辛かったにちがいない。

やっと・・・やっと・・・・ゆっくりできるね。
沢山の家族、親せきに送られ、魂が線香の煙のようにゆらりと昇天していった。

ご家族も、やっと、落ち着けることだろう。

死して幸せ。

どう生きて、どう死ぬか。
これは、生を受けた私たち全員のテーマだ。

おばあちゃん、安らかにお眠りください。

合掌








2012年12月10日月曜日

過去と未来の間

自分の写真をビリビリと引き裂いていく。
もう、そこに映っている自分は、自分ではない。

今の老いた自分が、和服が似合っていたおしゃれな自分を否定しているのか・・・

写真は、その時の思い出。
若かりし大切な過去の時間。

それさえも、今は理解できない・・・・

過去にも、未来にも、もう歩む先がない。
それが、今の母親。


創立60周年VS創立50周年

11月30日の深夜、ANAの創立60周年イベントを行う準備のため、羽田空港で貫徹。
朝の4時までかかって、なんとかできました。

ANAは「あんしん。あったか。元気」をテーマに、冬にもかかわらず「ひまわり」をモチーフにして60周年を表現してきました。

ほんと、「元気」が伝わってきた。

あ、そういや俺も創立50周年だった・・・

こんなことして誕生日を迎えてしまったのも、俺らしい・・か。

2012年12月9日日曜日

Groove night cruise "Under the JET"

先月、空港の屋上レストランをディスコにしてしまった、日本初のイベントは大成功に終わり、皆様から「また開催して~」という厚いご支援をいただきました。
これに気を良くして、今度はもっとバブリーに、そして、もっとシャレオツにしよう!という企画で、羽田からクルーザーを貸し切って、その線上をディスコにしちゃいました。

しかもその船、この10月にできたばかりの最新鋭、日本最大級メガクルーザーで、しかも羽田からはお初の就航!
お初好きにはたまらない?

航路も滑走路の延長上の海上に停泊し、航空機の真下から空港を見渡す、まさに「Under The JET」。
そののち、今、大人気の京浜島運河ジャングルクルーズを楽しみながら、横浜赤レンガ倉庫まで。

そんな行程を、DJ OSSHYの奏でる80’sナンバーを聴きながらグルーブしちゃおうっていう、盛り沢山な企画。

天気は上々。昨日までの雨も上がり、晴れ間ものぞき良い夜景が楽しめる・・・・・
ところが結構夜は冷え込んできた!
DJ OSSHYと俺の掛け合い漫才?でスタートし、勢いに乗せようと思ったんだけど、みんな寒そう・・・・

風も出てきて、うーん・・・・企画倒れか??

いやいや、今の50歳台はそんなヤワじゃなかった!!!

みんなデッキに出てきて、Dance & Grooooove!!
盛り上がってきました。

最後は、ほとんど全員が風を感じながらデッキで大はしゃぎ。
OSSHYの素敵な選曲は、横浜に近づくにつれ、運河に映るベイブリッジの夜景やネオンと融合していく・・・・
サイコーなイベントになりました!!
OSSHYさん、GEORGEさん、SOの皆さん、佐代子さん・・・
そして羽田空港ファンキーチーム、みんなありがとう!

ご好評にお応えし、12月21日にもう一回催行します!
是非ご参加ください!!