2013年5月24日金曜日

Disco Cruise from HANEDA AIRPORT

会社のお仕事。

羽田空港の多摩川沿いに石油会社のジェット燃料用のタンカー用桟橋があり、空港拡張工事に伴い不要となったため、当社で買い取り観光拠点・防災拠点として活用している。
しかしながら、マリン事業なんて今までやったことがない。
そりゃそうだ。
だって航空業界の会社だもん。

でも、いろんな船会社と調整・交渉し、様々なクルーズを企画して観光として光明を見いだせないかと、そりゃもうほとんどマリン事業部として動いている。
事業企画部なのに。

一方、自分の大好きなディスコを羽田空港でやってしまったら空港の新たな面白さが生まれるんじゃないかと一昨年、空港の屋上をディスコにしてしまったイベントは大盛況だった。
もともと羽田空港を利用する旅客の多くが40~50才代の方。
ディスコ世代とバッチリ重なっている。
マーケットはバッチリ。
加えて、低迷する日本経済は会社の若い世代にも襲いかかり、将来への期待感などすっかり失ってしまっている。
若い世代にも、今の経済を引っ張る50才代にも、元気と活力を取り戻してほしい。
そんな想いで、ディスコ文化を再燃したくて駆け回ったなか、友人のつてで紹介されたのがDJ OSSHY。
かの押坂忍さん、僕らの世代だと「ラーマ奥様インタビュー」や「ベルトクイズQ&Q」などで日本全国民が知っている有名アナウンサーのご子息。
非常に腰が低く、爽やかで、一緒にいて楽しくて、歳も近くて、すぐに意気投合してしまった。

日本の空港でディスコ?
こんなバカみたいな発想にも真正面に受け止めてくれて、日本初の空港ディスコを実施した。

そんなOSSHYさん、30年にわたる活動から今ではメディアでも取り上げられることが多くなり、5月からは東京Mテレビで毎週日曜日12時~13時までのテレビ番組まで持つようになった。
早見優さんとお二人の番組「DISCO TRAIN」は「聴くテレビ」という全く新しい発想の音楽番組。

メジャーデビューしても、ご対応はまったく変わらず、謙虚で爽やか。

今、力を入れている羽田からのクルーズツアーの話をしたら、じゃー羽田クルーズをディスコにしちゃおうっか!ってんで、昨年末から開催。
ただ、年末だったので寒くて結構大変だった。

じゃ、今年の夏はバンバンやろう、ということで今年は5月から毎月開催することに。
OSSHYさんもノリよく、ご自身の名刺にも「羽田クルーズツアー」を主な活動内容に入れてくれている。

ほんと、ノリがいい。
渋谷「CANDY CANDY」の伝説DJとは思えない軽快さ。ご自身で「丘サーファー」と笑っているけど、時代の波を乗りまくっているトレンドサーファーだと思う。

で、今度の土曜日は羽田からディスコクルーズを開催。
最新鋭大型クルーザーで、東京湾を周遊して横浜までのクルーズは、今回もほぼ満員御礼。

今回はスターフライヤーにもご協力いただき、サプライズプレゼントも用意。
これがまた豪華。サプライズだから、まだ言えないけど、ね。

今年は、ほんと、マリン事業部として行けるところまで突っ込んでいくぞ!







2013年5月20日月曜日

Bite and crush

先週の月曜日、介護老人ホームでステイした際、ベッドから転げ落ち足を打ったとのことで、先週いっぱいホームで預かってくれることになった。
おかげで、平日は家に母親が帰らないのでなーんも介護することなく、楽になった。

で、ようやく足の痛みも取れ、日曜日に帰ってきた。

家の前で、ホームの車が到着し、お出迎え。
ところがグズって降りてこない。

「バッグがない」
「これじゃ、しょうがない」
「いきなり言われてもできない」
「これから家に帰るんだから」云々・・・・

介護の方と約20分、母親のめちゃくちゃな脈絡のない話を聞き、何とかなだめながら降ろそうとしたが、やっぱりダメ。

もう、しょうがない・・・
力づくで車から引きづり降ろし、抱き上げて家の中へ連れてこうとすると、大きく抵抗し、俺の手を噛んだ。

何とか、部屋のベッドに連れて行ったが、後味の悪い搬送だった。

俺は、介護をしているんだろうか?
何してるんだろう?

しかも、母親に手を噛まれるほど嫌がられて・・・・


何のために、誰の為に、介護しているんだろう・・・
母親の薄らぐ記憶にとどめたいものは、笑顔と、ちょっぴりの幸せだったんじゃなかったか・・・

では、母親にとって、幸せってなんだろう?
何のために、俺は実家に戻って、何をしているんだろう?
介護という自己満足か・・・


噛まれたのは、心の奥の何か、だった。