2011年6月30日木曜日

ヘェークション!

風邪をひきました・・・・
扇風機かけっぱなしで寝たのが悪かったのか、それとも夜ちょっと肌寒いなーなんて思いながら薄着でウロウロしていたのが悪かったのか・・・・

寒気がして、鼻水が出て、頭が痛いっす・・・
はぁー・・・早めに寝るぞー!
と思いながらJIN最終話を最後までしっかり見てしまった・・・


「咲さんっ!」
「先生ぃ!!」


怠惰が原因、か・・・・

2011年6月24日金曜日

さそどいっち30円引き

サソドイッチは今ならお得な30円引き!
さそどいっち・・・・

「ン」だってば!

ウケねらい。
NSCでも2回重ねろといわれているが・・

やっぱり、わざとだな、こりゃ。


2011年6月20日月曜日

白い海苔

うちの冷蔵庫にはたまにトイレットペーパーが保冷されています。

お袋の仕業なのは間違いないんだけど・・・・
なぜ?

今日、これが何か聞いてみた。
本人いわく「海苔」。

海苔ねぇ・・・・

カタカナ散策

なぜ毎回「ソ」と「ン」を間違うのだろう。
もしかしたら、間違って覚えてしまったのか。
いつものコンビニには目が離せません。

どう見ても「クーポソ」

そういや、昔、会社の先輩で、カタカナが弱い人がいた。
ホテル斡旋の仕事をしていたが、あるときホテルから電話がかかってきた。

「毎々沢山ご送客いただきまして誠にありがとうございます。感謝の念が堪えません。しかしながら、一部の方が発行していただいたクーポン券が、毎回間違っておりまして・・・」

え?

「当社はパールホテルなのですが、毎回ポールホテルと発行されていて・・・」

笑いを必死に堪えながら、この電話を丁寧に切り、さっそくその先輩に尋ね、非を認めた。

「なんだか、慌てるとまちがっちゃうんだよー」
慌てても普通そこは間違いないが・・・・

翌日、その先輩が、自らの間違いを引継簿に記載して社内通知していた。
うん、えらいじゃん。

でもそこには、「クポーン券の発行ミスについて」って書いてあった。
クーポン券だっつーの!

カタカナって難しい?

2011年6月19日日曜日

白ヤギさんからのお手紙

昨日、お向かいの食堂から、「お袋さん、ペーパータオル喰ってたよ」との報告・・・

なにぃ?
なんでも、ペーパータオルを食べながら、トイレットぺーパーを差し出して、「これ、何等分に切ろうか」だって・・・

ヤギかよ!
しかも切り分けなくていいし・・

メシくえよ。

おいしいパスタの食べ方

おねがい。
スパゲティーは、一旦手によそって、そこから食べないで・・・
手がベタベタになるでしょーがっ!

2011年6月14日火曜日

ゴキブリにバルサン

キッチンや居間で、小さな虫が歩き回っていた。
よく見ると、小さなゴキブリ・・・

うわぁぁぁ

慌ててバルサンを買ってきて、さっそく1階のキッチンに設置。
最近のはケースに水を入れ、そこに発煙剤を入れれば、ほどなく煙が立ち昇る。

お袋の部屋を締め切って、「今からバルサン焚いて煙が出るから、部屋から出ちゃだめだよ」と何度も念を押して、自分は2階の部屋へ避難。

数分後、1階から、おどろおどろしい呻き声が・・・・

「おうぇぇぇ、うげぇぇ、ぐぇぇぇ・・・」

さては、キッチンに行っちゃったんだな!?

慌てて1階に降りると、バルサンに土下座でもするような格好で、顔に大量の煙を浴びながら嘔吐してる。

近づくと、目から涙、鼻水、口からゲボのような大量のよだれ・・・
ありとあらゆる口から、何かが出てきている。

こいつ、馬鹿じゃねーの?
キッチン周辺でゴホゴホしてるならまだしも、なんで、バルサン覗き込んで煙吸ってんだろ・・・


鼻から煙まで出てるし。

急いで居間に移し、水を含ませたタオルを口に当てて深呼吸させ、落ち着いたところで水を一口飲ませたら、咳込みが収まってきてひと安心。


母親にバルサン。

2011年6月12日日曜日

魅惑の世界へようこそ。

今日の母は、朝からおかしな恰好で家じゅうをぐるぐる・・・・

「自分では上着を着ている」と思っているんだろうけど、あれ?
片方の袖だけしか腕が通ってないぞ?

インドの修行僧じゃないんだから。

上着をきちんと着せて、昼間はお買い物へおでかけ。





戻ってみると・・・・
あららぁ・・・

着せたはずの上着は?

なぜ脱いじゃったの?


誰かを誘っているのか?
狙っているのか?

胸元のレースが美しい黒い下着姿のブラックスワンが路上に現われた・・・





2011年6月10日金曜日

宝箱

この間、部屋を片付けていたら出てきた「クツシタ入れ」。
母の認知症を察したのが、こんなことから。

タンスにしまわず、何故か箱に入れている。
これだけじゃない。

化粧品に「コナ」とか「ぬる」と書いてあったり・・・
何に使うのか分からなくなったのだろう。

今では、この「クツシタ入れ」に、電池と小銭と洗濯バサミと猫の餌が入っている。

母にとっては大切な箱なんだろうな、きっと

2011年6月7日火曜日

劇的ビフォーアフター(廃在庫の店)


今日ご紹介するのは千葉県の田舎町にある小さな玩具店。
主は10年前からアルツハイマー性痴呆症を発症し、店の経営ができず、主とともに商品も朽ちていってしまいました。
1階 店舗











 
2階 倉庫

東北大震災の影響で、商品の一部が傷み、棚が歪み、未だに続いている余震でいつ崩壊するかもわかりません。
さらに、風呂場も地震で壊れてしまい、主を襲う老化や認知に備えるため、バリアフリー化を進めなければなりません。
そこで立ち上がったのは、「バリアフリーのマエストロ」、匠がこの家の廃在庫を徹底的に撤去します。






まずは、商品に思い出と未練が残り、生活という時間を止めてしまった主を、介護ホームへ預けます。
いつも外出を嫌がる主も、介護の匠にかかれば、まるで魔法にかけられたよう。
「お友達が、お母さんの若いときのお話を聞きたいって待ってるよ。お迎えに来たよー」
その一言で、さっそうと車に乗ってしまうではありませんか。 


近隣の皆さんに、今日の作業について挨拶周りをすると、ほどなく撤去の匠が2トントラック4台で到着。
1階の店、2階の倉庫にある商品、什器の撤去方法と内容について再確認していきます。
今回依頼した、撤去の匠のとった方法とは・・・・

さあ、皆さんでお考えください。
答えはCMの後で・・・


匠のとった方法とは、商品、什器の全てを全部撤去会社のターミナルへ運びます。
ターミナルでは、価値のある商品と、産廃となる資材、木材、衣類等に分別。
価値のあるものは、匠自らリサイクル業者へ持っていき買取してもらい、なんと、その金額を後日返金してくれるというのです。
もちろん、その他は産廃として処分費用がかかります。


10人のスタッフが、あっという間に運び出していきますが、よく見ると・・・・
なんと、どういうことでしょう。
ただトラックに詰め込むのではなく、すでにその時点で分別を行っているではありませんか。
商品、木材、鉄くず、衣類・・・
そのため、1台づつ積み込むのではなく、4台のトラックに仕分けしながら積み込んでいたのです。



こうして、主がいない間に作業は終了し、店と倉庫はあっという間に空っぽ。
予定時間よりも早い対応に、匠の技が冴えわたります。

1階 店舗












2階 倉庫

あとは、主を待つばかり。










4時過ぎに介護センターの車に乗って主が到着。

残る不安は、商品に大きな未練があり、内緒で撤去してしまったことをどうやって告白するか・・・

以前、病院の先生から、「店を運営できなくとも、環境を変えることはお止めになったほうがよいでしょう。在庫は、お母さんにとって「思い出」なのです」と言われたことがありました。

これが、将来において安心で暮らしやすい環境を妨げていたのです。

そんななか、何と言って説明したらよいのか考えがまとまらないまま、主を迎えます。
すると、向かいの食堂の匠が、驚きの方法で説明しはじめたのでした。











「おばちゃん、全部片付けて綺麗になったでしょ。今度、何始めよっか?」

するとどうしたことでしょう。
今まで、商品を片付けることをあんなに嫌がっていた母が、目を輝かせながら返してくるではありませんか。

「こんなに広くなっていいね。これならここで教室ができるようだよ」
 
匠のとった驚くべき方法とは、あっけらかんとして全て隠さず話すこと、でした。

主が認知症になってしまったことにより、商品までもが、その目的と時間を忘れ、活きることなく佇んでしまった店に、沢山の匠による新たな息吹が、まるで新芽を謳う春風のように、優しく麗らかにそよぎ、主とその環境を守り続けるのでした。

次週の劇的ビフォーアフターは、主人を苦しめる店舗の和式便所です。
では、次週もお楽しみに。





2011年6月6日月曜日

母の手

夕食も終わり、電気を消して一足早く眠りについた母が、こっそり起き出し、キッチンシンクの前で何やらやっている。

みると、クッキーをモグモグ。
両手はクッキーから溢れたバタークリームがべっとり・・・

それを洗おうと試みるが、手をこすらず、流れ落ちる水道水にあててるだけ。

???

そうか・・・・
両手をこすると手にバタークリームが広がるから、どうしていいのかわからないんだ。
仕方ない、母の手に石鹸をつけて俺が洗うことに・・・・


洗いながら、思い出がフラッシュバックしてきた。


小さく、骨だけの、脆弱な指
薄い皮の皮膚

弾力のない、母の手

この手で俺を叱り、育て、一緒に生きてきた
父の死後、きっと、この指で涙をぬぐい、苦しみに握りしめていた

子供を愛し、包んできた
優しく、強い手だった

寂しく震える乾いた手を、俺の手で温めるように
ゆっくり、そっと
もうこれ以上、壊れないように
丁寧に洗った・・・・


皆さんは、母の手を洗ってあげたこと、ありますか?

2011年6月5日日曜日

美しいキモノ

親父の実家が呉服屋だったこと、母親が和服を仕立てていたこともあって、家には着物が結構ある。
今日、家の片付けをしていたら、今では全く着ることもなくなった、自分の着物が出てきた。
なんだか沢山ある。

藍が美しい大島だけで3着。
このほかに泥染めや貝染めもあった。
まるで、なんかのお師匠はん?

若いときは、正月に着てたっけ。
捨てようか迷ったけど、とりあえずとっておこう。

見ていると着物って美しい・・・
あれ?帯がないぞ?

2011年6月2日木曜日

星逝く

先日、会社の大先輩が亡くなられ、しめやかに通夜が行われた。
空港免税事業の黄金期を創られた立役者だった。

胃がんを克服し、会社に復帰され一緒に仕事をさせていただいた。
ご意見番として様々な相談に応じていただいた。

元気な笑顔と裏腹に、切除した胃の再生に向けた食事摂取が上手くいかず、食べてはもどしてしまい、とても辛いとこぼしていた。

性欲も食欲もなくなっちゃったよ、と笑いながら煙草を燻らせてた。

晩年はガンが転移し病院で闘病されたが、思い叶わず幕を閉じられた。
通夜には往年の諸先輩方から若い社員まで駆けつけ、その人気と信頼の厚さを感じさせた。

今は食事の苦労や痛みから解き放たれ、大好きなゴルフをのんびりとされているに違いない。

お疲れ様でした。
いろいろご教授いただきありがとうございました。

黙祷。