もう半年くらいになるが、母親が家の中で迷子になってしまったり、何かをいじりまわして怪我したりと心配が絶えないことや、既にトイレにいかずオムツに頼っていることから、仏壇のある居間に鍵をかけた。
一日中、そこにいるのは普通の人間なら苦痛だと思う。
そう思いながらも、鍵をかけた。
安全のため・・・・
以前、腰を強打したらしく、背骨を圧迫骨折した。
肉体的には安全・・・・
しかし、精神的には狂ってしまうかもしれない。
さまざま葛藤しながら、鍵をかけた。
今では、毎日、着物や掛け布団をタンスから出して、何かを包んでいる。
仏具なども包んでしまう。
自分の夫の位牌までも・・・・
認知なのか、精神異常なのか・・・
特に今日は、忙しく動き回って、せっせと何かを包もうとしている。
まるで、サンタが子供に贈るプレゼントを準備するように・・・
頭の中の、どこか記憶の切れ端に、商売を営んでいた頃の思い出がそうさせるのか・・・・
そうやって、季節が過ぎていく・・・・
メリークリスマス。
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