毎年、ガタがきているのを補修しながら頑張ってきたけど、山車の骨格となる柱自体がねじ曲がってきていて、そのせいか、山車全体がぐにゃりと歪曲してしまった。
これはもう直すしかない!(買い直せない・・・)との決断により、山車小屋から引き出し、修理をお願いすることになった。
大工の棟梁曰く、化粧を施した欄干や擬宝珠はそのまま、山車をぐるっと囲んだ台座部分を取り出すことに。
しかしながら結構厄介で、柱と柱が組み込み合って、そこに太い釘や楔が打ち込まれていて、化粧彫りの柱を傷つけないように解体することが難しい。
途中、コメリで何回か道具を買い込んで、釘をバールで抜き出し、ハンマーで叩き、糸鋸で釘を切り取って、なんとか解体成功。
でも、途中で棟梁がいなくなっちゃって、どこまで解体すればいいかわからず、向かいの食堂の父と、まるで子供がおもちゃを壊すみたいに楽しみながら、粗方取り外してしまった。
夕方参戦した、靴屋の主人から「やりすぎ!」とのご指摘・・・
確かに・・・やり過ぎたかも。
あとで棟梁が組み直す際に、順番がわかんなくなっちゃうほどやってしまった。
でも、今年は山車が新しくなると思うと、桜が咲く前からワクワク。
きっと、町のみんなも、自分の仕事が空いた時間に修理の状況を見に来ては、あーでもない、こーでもないと、一緒になって直していくことでしょう・・・
皆、祭りが好きなんだよね。
さ、俺もまた来週あーそぼっと。
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