高校の同級生の旦那が癌で倒れ、俺と同じように毎日介護で頑張っている。
もう、何度も手術を繰り返し、これが多分最後の手術と言われ、頑張って乗り切った。
術後の状態が思わしくなく、苦しんでいるという。
病院も、家に帰ることを・・・勧めた。
時折、崩れるような声で俺にこぼす。
俺は応援することしかできない。
でも、俺の父親が亡くなる時を思い出したように、自分に言い聞かせるように、精一杯応援してあげよう。
今まで、家族と一緒に歩いた道のりを、思い出しながら、沢山話してごらん。
苦しかったことも、怒ったことも、笑いあったことも・・・
澄んだ緑
見上げて広がる青い空と雲
家族で並んで踏んだ夕暮れの影・・・
過ごした人生を、大切な宝を、贈ってあげるんだ。
自分だって、いつかは訪れる
世界を違えて、大切な人を残してしまう時が
その時は
夕日に探してごらん
向こうの世界から手を振って
また会えるよ、と微笑んでいるから
生きていくこと
貫くこと
精一杯に
頑張れ!サチ!
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