2011年10月12日水曜日

Haneda jazz

10月7日(金)、羽田空港で東日本大震災復興支援活動として、jazzコンサートを開催しました。
このイベントの趣旨は、復興支援活動を絶やすことなく続けていくという強い意志と、この震災で得た恐怖と災害対策と強い絆を忘れずに心に灯し続けよう、という目的で、平成23年3月11日(金)が第二金曜だったことに併せ、毎月第二金曜日に開催することといたしました。

今回、短い告知期間にもかかわらず、羽田空港という場所でありながら、空港関係者や航空旅客でない一般の方が60%を超え来場いただきました。
なにせ20時30分からの開演だったこともあり、参加者の集まりが非常に心配でしたが、いざ開演してみると座席は満杯。
周辺の飲食店で食事を楽しみながら聞き入っているカップルやご家族などが、Jazzの調べにスイングしている姿を見ることができました。
会場入口に設置した募金箱にも沢山の支援金が寄せられました。
中には、お金だけ入れていただいた方も・・・んー、素晴らしい。

洗足学園大学のSWINGIN’ EXPRESSの演奏はもうプロ!
特にボーカルの声の伸びは皆びっくりしていました。
後半のアキコ・グレースさんのピアノの調は、心の表現そのもの。
特に今回の大震災にあたって作られた「祈り」という曲は、悲痛な想いとそれを癒すような、まるで掌で肩を優しく包むような、情緒的で感情豊かなプロの音楽にウットリするばかり。
しかも、今回のイベントにあたり、他での演奏をキャンセルし、急きょ集まっていただいたベース、パーカッションのトリオで初めて顔合わせ・音合わせで行ったというから「凄い」のヒトコトです。

大盛り上がりの1時間半のコンサートもあっという間。
Jazzって、本当に奥深く、素晴らしい音楽なんだなと改めて感銘しました。

おかげさまをもちまして、多数の皆様にご来場いただき、また多くの声援、熱いメッセージと支援金をいただき、大成功の裡に無事終了することができました。
この成功を励みに鋭意続けていきますので、これからも羽田空港での取り組みと復興支援イベントに是非ご注目ください。



今回のイベント実施にあたり、同趣旨にご賛同いただき、何の条件も提示せず二の返事で快諾していただいた皆様に深く感謝申し上げます。

・アキコ・グレース様
・洗足学園音楽大学の皆様
・山響楽器様
・Blue Note Tokyoの皆様
・アサヒビール飲料様
そして、今イベントを支えていただいた皆様、本当にありがとうございました。

追:以上の素晴らしいキャストへの出演・協力のお願いについて、何のコネクションもなく、飛び込みで駆け回っていった我が部下にも大きなエールを送ります。

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