2011年10月3日月曜日

劇的ビフォーアフター(総集編)

ついに完成しました。
思えば7月初め、商品や什器・在庫の山々を片付けることから始まり、とうとうリフォームが完了しました。

父親を亡くした頃に建て替えた我が家は、築36年という長い年月を経過し、いたる所に問題を抱えていました。
認知症の母親と一緒に暮らしていくには、なんとか補修しなければならないと常々考えていたけれど、お金に余裕もなく、なかなか実行できずにずるずると日々過ぎていくばかり。
そんな折、東北沖大震災の影響で家の様々な場所から悲鳴が上がり、これは至急直さなければというのが始まりです。

リフォームの主な箇所は以下の通り。
・トイレ、風呂、洗濯室のバリアフリー化
・自分の部屋の床補修
・母親の居間のフローリング
・床下排水、水回り補修

リフォームに快く立ち上がってくれたのは、高校の時の同窓生二人。
小川工務店、インテリア相川。
認知の母親がいることから、最初は俺がいる土日を使って施工してたけど、最後は平日も行ってくれた。
「大丈夫!もうおかあさんとはトモダチだから」だって。
本当に心強い。

施工初日、職人さんの持ってきたお弁当を母親が隠してしまったことにびっくりしてたけど、最後のほうは、「あ、それは触っちゃダメ~」「おかあさん、靴履いて、あぶないからね」なんて言葉を交わし、母親が文句ひとつ言わず従順だったことにびっくり!

では、その全容を。
トイレは、一旦靴を履かなければいけなかったけれど、居間と廊下をつないでバリアフリーに。
補修中のトイレ

廊下でつながったトイレ















土間になっていた洗濯室は風呂になり、風呂だった場所は脱衣所と洗面所へ。
震災で壁が崩れかかった風呂は、バリアフリー化してユニットバスへ。

奥の土間にある洗濯室
震災で壁が崩れている風呂

場所を変えた洗面所&洗濯室
1800㎜の風呂。快適~
キッチン&ダイニングは色々考えた結果、壁紙だけ補修することに。
今日は自分でキッチン流し台の引き出しや戸棚に壁紙を貼って同系色でおしゃれに変身。
流し台も白から黒へ

畳からフローリングへ

母親の居間も畳をフローリングに変更。
畳を撤去したところ床下が腐っていたので、防腐処理と床下補強。
床暖房まではいかないけれど、断熱処理も行ったので、今年の冬はちょっと暖かいかもね。

今後はベッドを買ってあげましょう。

そういやもともとキッチンに置いていた食器戸棚は、すぐ後ろの風呂出入口を隠すように置いて簡易脱衣所にしていたんだけど、場所が場所だけに腐っていて、今回廃材と一緒に捨ててしまった。

だからベッドと一緒に食器戸棚も買わなきゃ・・・
なんて考えながら夕食作っていたら、今度は電子レンジが故障。
ずっとERROR表示のまま、ウンともスンとも動かない。
まぁこれも、もう20年以上使っているからなぁ。
一緒に買い替えか・・・

リフォームって、建物を綺麗にするわけだから、それに合わせて家具だのなんだのと、中身についてもなんだか色々金がかかるものですな。

ベッドに食器戸棚、食器に電子レンジ・・・
まるで新婚さん。

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