2011年9月4日日曜日

歩く先

子供をあやすように優しく話してみた。
時に厳しく叱った。

靴脱ぎ場を作った。
靴をたくさん買った。


いろんな方法で靴を履くよう努力した。
でも、このとおり・・・

結局、気がつく度に足を拭く。



投げ出した母の足・・・
細く、かよわく、薄汚れた足・・・
どこまで歩いてきたのか

どこを彷徨ってきたのか・・・・

記憶を求めて歩くその先に、この先の人生の光りは見つけられましたか?
探し出したいものは、見つけられましたか?


きっと、探し出したいものは、この先見つけることはできない
それを助けてあげることもできない

でも、彷徨った足を優しく拭いてやることは、できる。



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