2011年4月18日月曜日

レーシック手術当日

とうとうやってきました、レーシック手術。

夕方、有楽町の駅前にあるビルの14階でいざ受付。
待合では沢山の患者さんが・・・・

ほどなく、名前を呼ばれ、再度視力検査。
毎回、本人確認のため、生年月日と住所を聞かれるけど、ちと恥ずかしくて小声で。

視力検査場は何台もの検査機器があって、まるで工場みたい。
眼底写真、視力、眼圧検査を終えて、再度細かい視力検査。
検査台数も半端じゃないほどの台数が並んでいる。
数えたら22台!

裸眼視力は、視力検査の一番上の「C」がうすぼんやりして、ほとんどわからない。
眼鏡屋でよくかけさせられるカトちゃんメガネみたいなものにレンズを入れ替えて、何度も細かくチェック。
そして今度はやたら小さい文字が並んでいる本を手元に持たされて、見えるかどうかの再確認。
暗室に入って、眼球細部の写真撮影。

検査で約20分くらい。

それが終わったら今度は手術内容の説明。
1つ下の階に降りて、手術室へ。

再度、担当医師が、強い光を目に当てながら網膜や傷の確認。
検査のたび、目を大きあけてたから、ちょっと目疲れ・・・

小さい待合室で5~6人が集められ、点眼麻酔し、10分ほど休憩。
眼は普通に開けててもいいらしく、置いてあった雑誌をパラパラと。

再度、名前を呼ばれ、生年月日を告げ、いざ手術室へ。
部屋の前では、一列に並んだ椅子に4人ほどが座らされ、順次手術室へ促される。
一番先頭だったので、ほとんど待つこともなく中に入ると、大きなベッドに寝かされる。

顔の前に大きな機械が移動してきて、再度点眼麻酔。
右眼の周りになにか器具を装着される。
多分まばたきしないようにするためのものだろう。

目の前にある大きな機械から、カメラのレンズのような砲筒が降りてきて、大きな光を目に当てられる。
眼がくらむ。
光で何も見えなくなる。

ちょっとビビッてたけど、もうまな板の上のコイ。
何をどうしても任せるだけ。

レーザーで目の表面の膜を丸く切り取る作業が行われる。
片眼だいたい10秒くらいだろうか、なんだかあっという間。

両眼終えたら、周りがぼやけてスリガラスのような景色に。
よく見えないまま、次の手術室へ移動。

同じ手術室で一気に行なうんじゃないんだ・・・なんて考えながら、ぼんやり移る廊下を歩く。
医者から「今日は術後こんな感じでしか見えませんから、気を付けてください」と言われ、「なーんだ、すぐに見えるわけじゃないんだね・・・」と、ちょっと失望感。

別の手術室に入ると、今度は、切り取った膜を剥がし、レーザー照射して内側のレンズを「はつる」作業。
また、同じような器具を装着されると、やたら目に沢山の水みたいなものをかけられ、ぼんやりと映ったピンセットが目の表面の膜を剥がしていく。
まるで、医師にコンタクトレンズを外された感じ。
景色がわからないほど見えなくなった。

なんだかプールの中を裸眼で見ているような感覚。

そして、レーザー照射。
横で女性看護師らしき人が「50%・・・80%・・・・はい間もなく100%です」と告げると同時に毛が焼けるような変なにおいが・・・

多分レーザーで焼いているんだろう・・・あまり考えないようにしよう・・・・
でもあっという間。
恐らく数秒。

今度は、また別の手術室に移され、老眼用の「カメラ」と名付けられたものを、レンズに埋め込まれる。
この「カメラ」と呼ばれる非常に小さい円盤みたいなものには、中央に更に小さい穴が開いていて、そこから目に飛び込む映像の光の侵入を弱めることで、小さい文字が見えるんだそうだ。

老眼の方だったら、試しに、黒い紙に針で穴をあけ、そこから覗いて小さい文字を見てみると効果がわかる。

で、その「カメラ」を移植され終了。

多分、実際に手術にかかった時間は、恐らく2~3分ってところだろう。
本当に、あっという間。
しかも痛みや圧迫感も全くなく、ただ強い光を当てられ、眩しさのなかで行なわれた感じ。

その後は、ゆったりした椅子で約40分くらい目を閉じて休憩。

手術中に言われたように、まだ暫くぼんやりとしか景色が見えないんだろうから、今日はどうやって帰ろうかなあ、なんて思いながら本気で寝てしまった。

看護婦さんに起こされ、今度は目薬の説明。

ん?あれ?
なんだかすごく良く見えるぞ。

「すみません、すごく良く見えます!」
思わず叫んでしまった。

横で一緒に聞いていた患者さんたちが「そんなはずねーだろ・・」ってな懐疑の目で俺を見ている、その表情までもよく見える。

執刀医が来てくれて、再度細かく目の検査を受ける。

「すごいですね、今までの症例中、これほどまで回復が早い人初めてです」
なんだかほめられちゃった?

他の医師も見に来て、俺の目を検査して驚いていた。
野生人ってことか?


帰りは、直接目にゴミなどが入らないよう、花粉症の人がつけるような透明のゴーグルみたいな保護メガネを付けさせられるんだけど、そのビルから有楽町駅に向かう人たちが皆同じゴーグルしてるからなんだか笑える。

帰りの電車では、中吊り広告見てその凄さに実感!大感激!
家に帰るころは、遠くも近くも更に良く見えてきた。

眼鏡やコンタクトに悩まされなくなるのは、きっと明日から実感として湧いてくるだろう。

紹介チケットをもらってきたので、希望する方いたらお配りします。手術費用5万円引きだそうです。

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