2012年2月7日火曜日

北海道物産展

羽田空港で2月6日(月)より2月29日(水)まで、第一ターミナルビル2階(出発階)南ウィングで「北海道物産展」を開始した。

その場所は、以前航空会社が利用していた付帯サービスの跡地で、現在ではその機能が他の場所に集約され、空地となってしまった。
その有休区画を利用して、今まで様々な試みで食物販店舗を展開していた。
しながら鳴かず飛ばずで、何をやっても売り上げが伸びず、毎回赤字。

では、俺たちが新しいアプローチでやってやろう!ってなことから、北海道空港ターミナルと連携した物産展を実施した。
しかしながら、実行に至るまで、社内で様々な意見や苦言に難航した。

関連会社との連携ではなく、何故北海道ターミナルとの連携なのか?とか、今までのやり方と何故変えてしまうのか?とか・・・

新しい試みは、得てしてハードルが行く手を阻む。
でも、それを超えなければ、今までの方法を変えなければ、新しいことはできない。
新しい商材や新しいスキームでの展開は、苦労の末、了承された。

とりわけ北海道ターミナルさんには感謝申し上げたい。
非常にタイトなスケジュールにも関わらず、びっちり合わせてきた。
社内外に渡り、重なる調整と要望提言に何度も議題をひっくり返しながら、むりくり進めてきたそうだ。

考えてみれば、羽田空港に新千歳空港の展開をするわけだから、周りからみれば「何故」となるだろう。
でも、我々の考えは、空港同士が連携していくことで、互いのハブを強め、空港ターミナル会社としての目的を明確にし、互いに魅力を引き出していくことで、新たな展開が導かれると思うのである。

OPEN前日の夜は最終チェックで深夜まで作業。
店舗全体、陳列方法、プライス表示、販売管理、商品マスター登録、レジ動作、什器位置・・・
意見を出し合いながら確定していく。
大変だけど、楽しい作業。

そして迎える初日。
雪まつりの開催に合わせ2月6日としたのは、仕掛けの一つ。

報道等で、朝から「北海道」「雪まつり」が脳裏に刷り込まれているところへ、羽田で「北海道」と銘打っていくから、足が止まるはず。

商品の加重平均、メイン商材の陳列、照明をいじらず店内を明るく見せる方法、CVS理論、様々な仕掛けが見事に功を奏し、売り上げは以前の2倍以上!
多分記録!

途中レジが混雑し、急きょ台数を増やすことに・・・
今まで社内で様々言ってきてた方たちも、口を閉じてしまった。

今回の結果は、己を信じ、ぐいぐいと突き進んだ部下の力によるもの。まるで、台風の目のように周りを巻き込んでいった。

今まで全ての仕事において、俺は本当に仲間に恵まれている。
こいつらが一緒なら、絶対何でも実現できる!と信じている。
この力こそが、会社に新風を巻き起こしていくのだ。


さあ、俺たちの快進撃を続けよう!

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