震災以来、なかなか業者が来てくれず、自分の部屋をまともに歩くことすらできませんでした。
そこへ立ち上がったのは「同窓生の匠」です。
まずは、床に敷いた絨毯を剥がします。
出てきたのは緑色のパンチカーペット。
それをはがそうとしたところ、主もびっくり。
まるで糊でくっつけたように剥がれないではありませんか!
匠に確認すると・・・・・
糊でくっつけてあるとのこと。
剥がすのが大変なので、このまま床材を貼ることに。
手際よく床材が貼られていきます。
途中、主と匠が一緒になってタンスをかたしたことろ・・・
しかもミーちゃんが丸まってケイちゃんしか見えないではありませんか!
ゆっくり元にもどすと・・・・
なんと、日に焼けてないミーちゃんが現れたではありませんか。
まるで、何十年の時を超えたように、鮮やかに、晴れやかなミーちゃんの笑顔が主人を優しく迎えているようでした。
主人が物思いにふけっている間に、匠の仕事はどんどん進みます。
そして、この時を迎えるのでした。
今まで、床がトランポリンのように跳ねて、主人を悩ませていた薄暗い西北の部屋が、匠の技によって、まるで都会を思わせるような鮮やかな白いフローリングに仕上がり、部屋全体を明るくする効果によって、爽やかな息吹が吹き込まれ、そこに住まう主人に安らぎと明日への活力を与えるようでした。
次週は、風呂場と洗濯室に悩むお宅を紹介します。
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